起点『銀河英雄伝説』(⇒おすすめ)繋コンボ!

起点

『銀英伝』に触れた方へおすすめがしたい! つなコン

繋コンボとは

繋コンボ とは

つながりコンボ。略して つなコン。
既知の作品を入口として、新たな作品をおすすめする企画。
ジャンルの垣根を越える、越境比較レビュー。


 

面白かった!
さて、そろそろ寝るか。

今度友達に話そう!

などと言って、作品を息抜きや話の種にしか活用していないそこの貴方。
もったいないと思いませんか?
そこで生まれた興奮を、没頭を、満足感を、その場限りで収めてしまうなんて。

得られた感動を活かしたい。そう思った貴方に「繋コンボ」を提案させて下さい!

「強くてニューゲーム」ならぬ「面白くてリスタート」。
何に繋がっても良し。漫画、小説、アニメ、映画、ドラマ、演劇、ドキュメンタリー、音楽、ゲーム、配信動画、書籍、論文、随筆、詩、写真、絵画等芸術作品……等々。

感動や学びの有機的連鎖を目指そう!
どんな繋がりに惹かれるか、自己分析に活かしてみても良し。

本コンボは管理人 よしやの主観が基であり、情報の正確さは保証できません。
反面、繋コンボの記事を見れば、コンボ作成者の嗜好や遍歴がある程度確認できます。
他の記事も是非お試しの上、参考にするべき発信者かどうか、ごゆっくりお確かめ下さい。

『銀英伝』に触れた方へ、以下の作品をおすすめしたい! 起点コンボ

マージナル・オペレーション


繋コンボレビュー
・キャラクターコンボ! ヤン・ウェンリーがお気に入りの方に、『マジオペ』アラタをおすすめしたい。指揮官、戦術家、善良、養父。

紹介
メディア:小説、漫画。
ジャンル:ミリタリー、傭兵、子育て、旅、SF。
制作:原作小説/芝村裕吏、しずまよしのり(挿絵)、星海社FICTIONS。漫画/キムラダイスケ、講談社、アフタヌーンKC。
ストーリー:民間軍事会社に転職してしまったアラタ。オペレーターとしての訓練に励む中、彼は自分が指揮する少年兵達と出会う。

こんな人におすすめ
・ミリタリーオタク
・アジアが好きな人(舞台の変遷:中央アジア→日本→東南アジア→東アジア)
・子供好き(人によっては読むときついかもしれないので注意)
・善意や正義に関わる葛藤やコンプレックスを持つ人

随筆メモ
・小説と漫画を既読。
・個人的には小説推し。情報量、テンポ、キャラクターデザイン、空気感を鑑みて。加えて、ジブリールにコスプレなんかをさせた漫画関係者達は罪深い……。
・独身男性の子育て奮闘記。なお少年兵。
・国際性豊か。それでいて穏やかな気性の日本人主人公の一人称視点であるため、日本人にとって読み難いという事は無いはず。
・しっかりエンタメ作品なのであまり気張る必要はないが、不意に訪れる悲劇には注意。戦争映画の人死さえキツいという方は楽しめないかも。
・架空の歴史が混ざってくるため、「歴史を学ぶ」という意図にはそぐわないだろうが、「歴史を作る」という事については割と考えさせられる物語。



最前線/マージナル・オペレーションのページ


こちらの記事も是非ご覧下さい!
・『マジオペ』に繋がる作品まとめ(to マジオペ)
>>>到点『マージナル・オペレーション』(マジオペをおすすめ)繋コンボ!
・『マジオペ』から繋がる作品まとめ(from マジオペ)
>>>起点『マージナル・オペレーション』(⇒おすすめ)繋コンボ!

幼女戦記


繋コンボレビュー
・キャラクターコンボ! ラインハルトやヤンのような策師が好みの方に、『幼戦』帝国の参謀本部の面々をおすすめしたい。軍事的知見もさることながら、聡明な人々が織り成す言葉の応酬も見物。

紹介
メディア:ウェブ小説、書籍、漫画、アニメ。
ジャンル:ミリタリー、戦記、ファンタジー、生まれ変わり、すれ違いコメディ。
エッセンス:鉄と魔法、歴史、軍事と政治、信仰、ブラックユーモア、国際的多様性。
制作:原作小説/カルロ・ゼン。
ストーリー:死の間際に神らしき超常の存在と対面した男は、人類に対する怒りの八つ当たりを受けて過酷な世界に生まれ変わる。幼女として。歴史上類を見ない戦火が近付く世界で、少女は合理的判断として軍隊に入隊する。本書は、「ラインの悪魔」と呼ばれた少女(?)の戦いと苦悩の記録である。

こんな人におすすめ
・ミリタリーオタク。
・世界大戦辺りの歴史マニア。
・ギャップ感を味わいたい方におすすめ。タイトルに反するヘビー・ミリタリー。
・主人公無双が好み。
・主人公が追い詰められて欲しい。

随筆メモ
・ウェブ小説、書籍版、アニメを既見。
・逆タイトル詐欺。ヘビーな「戦記」要素が9割9分。「幼女」要素は、忘れた頃にニヤリとさせてくれる定番ギャグに過ぎない。いやしかし酷いタイトルだ。きっと存在Xの仕業に違いない。
・大枠としては主人公無双物とも見做せるが、頭空っぽでは読めない緻密な作品。でもしっかりエンタメ。
・いくら局地的勝利を重ねてもどんどん追い込まれていく主人公には同情せざるを得ない。
・原作ウェブ小説版でも既に大作だが、書籍版にて大幅な加筆修正あり。活字中毒者集合!
・書籍版のイラストが格好良い。表紙は少女の一人立ちイラストなのに、毎回素晴らしい迫力。
・タイトルと表紙に手を加えれば売り上げが跳ね上がりそう。表紙絵は素晴らしいのだが、少女の一枚絵はやはり男性読者にとって購入時のハードルが高い。ネット通販や電子書籍のある時代で良かった。



アルカディア 作品ページ


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・『幼戦』に繋がる作品まとめ(to 幼戦)
>>>到点『幼女戦記』(幼女戦記をおすすめ)繋コンボ!
・『幼戦』から繋がる作品まとめ(from 幼戦)
>>>起点『幼女戦記』(⇒おすすめ)繋コンボ!

スカーレット・ウィザード/茅田砂胡


繋コンボレビュー
・ジャンルコンボ! スペースオペラ。

傑物の男女が手を組み、政治や陰謀を打ち破る痛快ストーリー。
正統派な文章に思えるため、小説『銀英伝』ファンから見ても萎えずに読めそう。

図書館の魔女/高田大介


繋コンボレビュー
・ストーリーコンボ! 政治。
・キャラクターコンボ! 策師や賢いキャラクターが好みの方に、マツリカがおすすめ。政治家兼研究者。聾唖の賢者。

紹介
メディア:小説。
ジャンル:異世界政治。
エッセンス:ファンタジー?、思索、推理、外交、雑学系、手話。
制作:高田大介、講談社。
ストーリー:少年キリヒトは、「高い塔の魔女」マツリカに仕える事になる。権謀術数を巡らせ魔女と畏れられるその人は、声を持たない少女だった。

こんな人におすすめ
・活字愛好者
・頭を使う物語が読みたい
・雑学のある物語が読みたい
・知的なキャラクターが好み

随筆メモ
・活字中毒者垂涎の一作。緻密過ぎる文章が人を選ぶが、名著に違いはないと思うので推薦してみる。
・「魔女」という言葉が出るが、魔法が存在するわけではない。畏怖の対象という風な比喩的な意味合い。
・思索や推理、議論がメインコンテンツ。恋愛無し。戦いはあるにはあるがとても少ないため、アクション等の刺激が欲しい方は注意すべし。
・登場人物の誰もが一筋縄ではいかない感じで魅力的。
・言語や風俗、記録等から情報を読み解く過程が濃密で素晴らしいが、読み物として非常に重たい印象も与えられる。ストーリー自体はそこまで難解でなく取っ付き難くもないと思いたいが、読書に不慣れな方は注意。流し読む勇気!
・私は内容の半分も飲み込めていない気がするが、それでも面白い。
・皆さんがどんな感想を抱くのかは未知数。推薦者としてちょっとドキドキ。
・お試しの方には文庫版か電子書籍がおすすめ。単行本だと上下巻で600ページと800ページという素晴らしい厚みを誇るので、購入する際は注意。転じて、厚みに興奮する方には単行本がとてもおすすめ。



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ギスギスオンライン/たぴ岡

繋コンボレビュー
・キャラクターコンボ! 策師や賢いキャラクターが好みの方に、コタタマやゴート、ネフィリアがおすすめ。

なおギャグコメディ。

紹介
メディア:ウェブ小説。
ジャンル:VRゲーム、コメディ、ファンタジー、SF、バトル、短編シリーズ、ライトノベル。
エッセンス:一人称、特異なゲームシステム、命が安価、複雑な人間関係。
著者:たぴ岡。
ストーリー:人間(ゴミ)に溢れた世界で一際輝くゴミの物語。

随筆メモ
・人間(ゴミ)共が織り成す喜劇。
・一話完結のため、手を付け易い。
・書籍化困難なパロディの嵐。
・偶にシリアスだが、笑いを全く忘れない所が良し。
・主人公を始めとした登場人物達がきちんとゲームを楽しんでいる様子が窺える所も気持ち良い。
・主人公コタタマは小悪党だが、ここまで軽快で痛快な小悪党はそうそう見ない。バイキンマンやロケット団がごとく散り際に輝く男。
・自身の書籍化未遂事件までネタにする作者はコメディ作家の鑑。


小説家になろう 作品ページ作家マイページ


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コードギアス


繋コンボレビュー
・ストーリーコンボ! 主人公:指揮官、策師。

紹介
メディア:アニメ、映画 など。
ジャンル:ロボット、SF、ダークファンタジー。
エッセンス:リアルロボット、ダークヒーロー、復讐劇、テロリズム、二重生活、異能、差別、学園物、架空の歴史。
制作:原作アニメ/谷口悟朗、大河内一楼。
ストーリー:超大国「神聖ブリタニア帝国」に対し反旗を翻す一人の少年の物語。

随筆メモ
・テレビシリーズ、劇場版『亡国のアキト』 既見。
・多様なジャンルが重なって絶妙なバランスで成り立ったストーリー。
・ロボットアニメなのに、主に機転や戦術で魅せられるのが新感覚。
・登場人物達の言動や想いが連鎖していく演出がアニメ独特で面白い。情緒の描写が多角的でありながら、流れとしては調和を感じられる。
・1期22話や2期終盤の展開には脱帽。
・アニメ2期最終決戦の一騎討ちが堪らない。ロボットアクションが好きな方には是非おすすめしたい。
・多様なロボットデザイン。好みが分かれそう。間口が広いと捉えるべきか。
・ファッションデザインがあまり好みでないが、馴染みが無いからこそ面白味もある。

こんな人におすすめ
・リアルロボットが好み。
・戦術や戦略的な視点が見たい。
・野望を持つ主人公が好み。
・賢い主人公が好み。
・復讐劇が見たい。
・歴史のある世界観が好み。


機動戦士ガンダムUC


繋コンボレビュー
・ジャンルコンボ! スペースオペラ、戦争。

DEATH NOTE デスノート


繋コンボレビュー
・ストーリーコンボ! 策師な主人公。

紹介
メディア:漫画、アニメ、実写映画、など。
ジャンル:クライムサスペンス、推理、現代ファンタジー。
エッセンス:倫理、葛藤、正義の対立、文字多め漫画、一応少年漫画。
ストーリー:名前を書いた人間を殺害できるノート「デスノート」を手にした青年が理想の世界のために暗躍し、それに抗う人々と頭脳戦を繰り広げる。

随筆メモ
・漫画、アニメ既見。
・個人的には漫画がおすすめ。アニメはつまらなかった訳ではないが、結末が微修正されている所が漫画読者からしたら異和感を抱いてしまった。しかし、メディアとして漫画よりアニメの方が見易い、という方にはアニメも十分おすすめ。物語自体が持つ魅力は抜群。
・私自身は今の所第二部があまり好きではない派だが、メロの生き様に若干思う所もあり、いつかまた読み返すつもり。
・月とLの推理合戦が面白過ぎた。
・自身の脳の許容範囲を超えつつもしっかり面白いという高次元エンタメ。



おわり。
皆様の充実した喜びを願って。

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