起点『ダークナイト』(⇒おすすめ)繋コンボ!

映画

映画感動した!
よし、明日も早いし寝るか。

と言って、作品鑑賞後に気持ちを切り替えてしまっているそこの貴方。
もったいないと思いませんか?
娯楽で得た興奮を、没頭を、満足感を、その場で断ち切ってしまうなんて。

得られた感動を活かしたい。そう思った貴方に、「繋コンボ」を提案させて下さい!


繋コンボ とは

つながりコンボ。略して つなコン。
好きな漫画など体験済みの作品を入口として、新たな作品をおすすめする企画。
ジャンルの垣根を越える、越境比較レビュー。


「強くてニューゲーム」ならぬ「面白くてニューワーク」。
何に繋がっても良し。漫画、小説、アニメ、映画、音楽、配信動画、実用書等各種書籍、ドラマ、演劇、ドキュメンタリー、随筆、詩、写真、絵画等芸術作品……などなど。

娯楽作品以外にコンボが繋がることがあります。趣味の延長で学びが捗るかも。
どんな繋がりに惹かれるか、自己分析に活かしてみても良し。

以下より本題です。

 

『ダークナイト』に触れた方へおすすめがしたい!

 

以下の作品がおすすめ!

GIVE & TAKE  「与える人」こそ成功する時代/アダム・グラント

繋コンボレビュー
・昇華コンボ! 人の善意を信じたくなった人におすすめ。与える力とその戦略について。

紹介
メディア:本。
ジャンル:組織心理学。
著者:アダム・グラント、楠木建(訳)
内容:ギブ&テイクという概念に一石を投じる一冊。「ギバー」(惜しみなく与える人)の才能について多くのページが割かれている。

随筆メモ
・ギブ&テイクという考えに心地良い新風を論理的に吹き込む一冊。
・自分の善性に勇気を与えてくれる。
・要所が太字になって強調されているので拾い読みし易い。
・ちらっと言及されていただけだが、ミシガン大学ウェイン・ベイカー教授 他による、人脈ネットワークを行き交うエネルギーの流れに関する研究(p 101)が印象的だった。他者との交流において、エネルギーを「与えられる」「奪われる」という焦点が個人的に目から鱗。願わくば、人にエネルギーを与えられる人間になりたいものだ。

経済は「競争」では繁栄しない 信頼ホルモン「オキシトシン」が解き明かす愛と共感の神経経済学/ポール・J・ザック

繋コンボレビュー
・昇華コンボ! 人の善意を信じたくなった人におすすめ。信頼や共感によって社会は繁栄するのだという事を証明しつつ訴えかける一冊。

紹介
メディア:本
ジャンル:神経経済学。
著者:ポール・J・ザック、柴田裕之(訳)、ダイヤモンド社。
内容:“勝者総取りのゼロサムゲームから抜けだし、信頼と共感に基づく持続可能な繁栄へと至るメカニズムを解き明かした、探求の書”(by 柴田裕之)。

カバーそで部分の紹介が素晴らしく簡潔に纏まっていたので引用せざるを得なかった。!

随筆メモ
・第一刷を読了。
・化学伝達物質オキシトシンと道徳的心理の関係性、実験とそのきっかけとなった着眼点、信頼や共感に基づいた経済活動の合理性とその推奨、といった内容が大部分を占める。
・関連性が窺える人物・集団・歴史的事件・動物の生態を、実験対象や話の例として多く持ち出しており、広い視野を感じる。
・非常に科学的な知見に見え、話の根拠として十分に緻密な一冊に思える。なお非科学者であるよしやの主観的な印象。
・テーマ自体がメンタルケアとして有意義。道徳と経済は両立できる!

ジョーカー

繋コンボレビュー
・メタコンボ! バットマンのスピンオフ作品。ジョーカーの誕生を描く。

紹介
・メディア:映画。
・ジャンル:スリラー、バイオレンス。
・エッセンス:無秩序、社会不安、貧困、格差、精神病。
・制作:トッド・フィリップス、ホアキン・フェニックス。
・ストーリー:コメディアンを夢見る大道芸人のアーサーは、笑いの発作や貧困に苦しみながらも老いた母を養っていた。しかし、ある日同僚から拳銃を譲り受けた時から、彼の人生は大きく歪んでいく。

随筆メモ
・危険な魅力に満ちた時間。
・随所に散りばめられた人の暴力性や無慈悲を示すシーンが、お前はどうなんだと問い掛けてくる。
・変な所がありつつも心優しい男が少しずつ着実に暗黒面へと堕ちていく様が怖ろしく、しかし目が離せない。
・主人公アーサーに同情の余地が多分にあるため、いくら狂っても憎めない。
・ラストシーンがなんとも不吉で、コミカルで、美しい。
・人に勧めていい物かとても悩ましいが、インモラルやバイオレンスを見定めたい人におすすめしてみたい。


こちらの記事も是非ご覧下さい!
・『ジョーカー』に繋がる作品まとめ(to ジョーカー)
>>>到点『ジョーカー』(ジョーカーをおすすめ)繋コンボ!
・『ジョーカー』から繋がる作品まとめ(from ジョーカー)
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DEATH NOTE デスノート

繋コンボレビュー
・キャラクターコンボ! ジョーカーが好きな人に主人公 夜神月をおすすめ。悪のカリスマ。狂気は薄め。知能犯。社会秩序の革命。

紹介
・メディア:漫画、アニメ、実写映画、など。
・ジャンル:クライムサスペンス、推理、現代ファンタジー。
・エッセンス:倫理、葛藤、正義の対立、文字多め漫画、一応少年漫画。
・制作:原作漫画/大場つぐみ、小畑健、集英社。
・ストーリー:名前を書いた人間を殺害できるノート「デスノート」を手にした青年が理想の世界のために暗躍し、それに抗う人々と頭脳戦を繰り広げる。

随筆メモ
・個人的には漫画がおすすめ。アニメはつまらなかった訳ではないが、結末が微修正されている所が漫画読者からしたら異和感を抱いてしまった。しかし、メディアとして漫画よりアニメの方が見易い、という方にはアニメも十分おすすめ。物語自体が持つ魅力は抜群。
・私自身は今の所第二部があまり好きではない派だが、メロの生き様に若干思う所もあり、いつかまた読み返すつもり。
・月とLの推理合戦が面白過ぎた。
・自身の脳の許容範囲を超えつつもしっかり面白いという高次元エンタメ。

ウォッチメン

繋コンボレビュー
・ジャンルコンボ! アメコミ、ダークヒーロー。
・作風コンボ! ダークな感じ。映像の映え方も近い気がする。

『バットマン』は一人のヒーローが立ち上がって悪と対峙する物語だが、『ウォッチメン』はヒーロー対ヴィランの社会的な抗争が一段落した後の世界を描いている。社会やキャラクター達の経緯が少々複雑なため、味わって楽しむ作品。

紹介
・メディア:アメコミ、映画。
・ジャンル:歴史改変SF、ダークヒーロー、ミステリー、アクション、アメコミ、洋画。
・エッセンス:ファンタジー、バイオレンス、架空の歴史。
・ストーリー:1985年、アメリカとソビエト二国間の緊張が大きく高まっている時代。元ヒーロー コメディアンが殺害された。非合法のヒーロー活動を行っているロールシャッハは、事件の調査を進めると共にかつての仲間達に連絡を取る。

随筆メモ
・映画を視聴。
・爽快なヒーロー物ではない点に注意。ヘビーな世界観と作風。腰を据えて観るべし。
・主人公(狂言回し?) ロールシャッハが魅力的。確固とした独善的正義。
・作品世界のヒーローという存在の歴史が濃厚。ウィキペディアを見てようやく理解できた。設定好き、歴史好きにおすすめ。


PSYCHO-PASS サイコパス

繋コンボレビュー
・構造コンボ! もし自分がこんな状況に置かれたら、という空想をかき立ててくれる。
・キャラクターコンボ! ジョーカーが好きな人に槙島聖護をおすすめ。カリスマ系犯罪者。信念を持った扇動者。

紹介
メディア:アニメ、映画、漫画 など。
ジャンル:SF、警察、心理、社会。SF刑事ドラマ。
制作:アニメ/Production I.G、タツノコプロ、本広克行、塩谷直義、虚淵玄、深見真、天野明、冲方丁など。
ストーリー:人間の心理を数値化するシビュラシステムが導入された社会。監視社会においても絶えない犯罪に対処する公安局刑事課一係の奮闘を描く物語。

随筆メモ
・監視社会の恐ろしさと、否定し難い美しさ。
・社会のために非倫理的な選択を受け容れなければならないジレンマ。
・グロ注意。

こちらの記事も是非ご覧下さい!
・『サイコパス』に繋がる作品まとめ(to サイコパス)
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・『サイコパス』から繋がる作品まとめ(from サイコパス)
>>>起点『PSYCHO-PASS サイコパス』(⇒おすすめ)繋コンボ!

SSSS.GRIDMAN グリッドマン

繋コンボレビュー
・キャラクターコンボ! ジョーカーが好きな人に新条アカネをおすすめ。身勝手で不安定な恐さ。

あまりダークじゃない特撮的なヒーロー物が見たい人におすすめ。

紹介
メディア:アニメ、小説、漫画など。
ジャンル:特撮、SF、ヒーロー、倒叙物。特撮ドラマ『電光超人グリッドマン』を原作とする完全新作アニメーション。
制作:原作アニメ/TRIGGER、雨宮哲。小説/水沢夢。漫画/今野ユウキ。
ストーリー:目を覚ますと記憶を失っていた主人公は、古いパソコンから語りかけてくる「ハイパーエージェント グリッドマン」に導かれ、自身がグリッドマンとなって街に現れる怪獣と闘う。

随筆メモ
・ただアニメ化されただけの特撮ではない。
・徐々に明かされていく世界観に、どんどん目が離せなくなっていく。
・会話の口調やテンポ、空気が生々しくて良い。

僕のヒーローアカデミア

繋コンボレビュー
・テーマコンボ! ヒーローvsヴィランという対立構造。

少年漫画が好きな人におすすめ。

紹介
・メディア:漫画、アニメ など。
・ジャンル:少年漫画、ヒーロー、異能バトル。
・エッセンス:学園、努力・成長、倫理、正義と悪。
・ストーリー:人々が「個性」という超能力を持ち、「ヒーロー」が職業として存在する時代。「無個性」の少年は憧れのヒーローと出会い、その資質を見出され、ヒーローを輩出する名門校へ進学する。

随筆メモ
・リアリティのある着眼点が散見され、しばしば関心する。
・正義に関わる葛藤や進歩が多彩に描かれており、そのストーリーの追体験によって自身の倫理的不完全燃焼感が解消される感覚がある。理想にまつわるカタルシス。
・ヒーロー及びそれを目指す若者達の志が熱く、気持ちが良い。
・「脳無」のデザインがグロ格好良くて好き。

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・『ヒロアカ』に繋がる作品まとめ(to ヒロアカ)
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・『ヒロアカ』から繋がる作品まとめ(from ヒロアカ)
>>>繋コンボ・起点『僕のヒーローアカデミア』 ⇒おすすめ

機動警察パトレイバー

繋コンボレビュー
・作風コンボ! リアリティ高め。
・キャラクターコンボ! ジョーカーが好きな人にシャフト社 内海をおすすめ。享楽犯? 稚気とカリスマ性。とても楽しそうに犯行を重ねる。

紹介
メディア:漫画、OVA、アニメ、劇場版、実写映画。
ジャンル:近未来、SF、警察、ロボット、社会、倒叙ミステリー。
制作:漫画/ゆうきまさみ、小学館。アニメ/スタジオディーン、サンライズ、Production I.G、マッドハウス、押井守、伊藤和典など。
ストーリー:国家的土木事業を背景に普及した人型の作業機械「レイバー」による犯罪を取り締まる「警視庁警備部特科車両二課」、通称「特車二課」の奮闘を描く物語。

随筆メモ
・個人的には漫画版と劇場版1,2作目がおすすめ。
・1988年を起点とした近未来。ロボット物というよりかは警察物寄り。レイバー以外はあまりSF感なし。しかし架空の歴史ながら濃厚な世界観。
・汗とオイルの匂いがする警察物。
・知っている物語の中でもトップクラスに濃厚な世界観。


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マージナル・オペレーション

繋コンボレビュー
・ストーリーコンボ! 一人の男が社会の悪しき側面に立ち向かう。

バットマンとは成り行きや方向性が大きく異なる正義の形。

紹介
・メディア:小説、漫画。
・ジャンル:ミリタリー、傭兵、子育て、旅、SF。
・原作小説:芝村裕吏、しずまよしのり(挿絵)、星海社FICTIONS。漫画:キムラダイスケ、講談社、アフタヌーンKC。
・ストーリー:民間軍事会社に転職してしまったアラタ。オペレーターとしての訓練に励む中、彼は自分が指揮する少年兵達と出会う。

随筆メモ
・小説と漫画を既読。
・個人的には小説推し。情報量、テンポ、キャラクターデザイン、空気感において。加えて、ジブリールにコスプレなんかをさせた漫画関係者達は罪深い……。
・独身男性の子育て奮闘記。なお少年兵。
・国際性豊か。それでいて、穏やかな気性の日本人主人公の一人称視点であるため、日本人にとって読み難いという事は無いはず。
・架空の歴史が混ざってくるため、「歴史を学ぶ」という意図にはそぐわないだろうが、「歴史を作る」という事については割と考えさせられる物語。

最前線/マージナル・オペレーションのページ

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・『マジオペ』に繋がる作品まとめ(to マジオペ)
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灼眼のシャナ

繋コンボレビュー
・ストーリーコンボ! 人々の想いが運命を左右する最終局面。『シャナ』最終巻辺りの話であるため、コンボに納得するまで時間がかかるかも。

紹介
・メディア:小説、漫画、アニメ、ドラマCD、ゲーム。
・ジャンル:現代ファンタジー、アクション、高校生、ボーイミーツガール、ラブコメ。微笑ましいラブコメ要素は中盤まで、後半はほぼ戦争。
・エッセンス:闘い、愛、成長、旅立ち、思春期、異能バトル、定住型ヒーロー、人喰いの怪人、暗闘、世界の均衡、複雑な勢力図、長命、陰の歴史、「萌え」と「燃え」。
・制作:原作小説/高橋弥七郎、アスキー・メディアワークス(電撃文庫)。
・ストーリー:少年は非現実的な怪物に突如襲われ、そして名も無き少女に救われる。少女からこの世の真実を聞かされ、少年は否応なく非日常を生きることとなる。

随筆メモ
・ライトノベルの金字塔の一角。
・小説、アニメ、漫画を既見。
・個人的には小説がおすすめ。この作品の妙を映像で表し切るのは困難。
・作者が謳う「痛快娯楽アクション小説」の看板に偽り無し。熱い闘いの中にロマンスが絶妙に融合。
・進む毎に壮大になっていく物語と、それに伴って大変な数となっていた伏線の大回収劇は圧巻の一言。
・硬派オタクのつもりだった私も萌えを認めざるを得なくなった作品。

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・『シャナ』に繋がる作品まとめ(to シャナ)
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富士学校まめたん研究分室/芝村 裕吏

繋コンボレビュー
・世界観コンボ! バットモービルのようなマシンが好きな人におすすめ。自立型ドローン戦車の制作物語。

紹介
メディア:小説。
ジャンル:ものづくり、ミリタリー。
エッセンス:ロボット戦車、アラサーこじらせ理系女子、成り上がり、恋愛、銃撃戦。
制作:芝村裕吏、早川書房。
ストーリー:自衛隊技官の藤崎綾乃は、理不尽なセクハラ騒動で閑職に回されてしまった。彼女は職場への楽しい復讐――ロボット戦車研究に邁進する。

随筆メモ
・知性と意地が織り成すロボット制作物語。
・人間ドラマで作風が軽くなっているけれど、出てくる言葉や物語の背景は結構ヘビー。
・この本に資料性はありません、と著者は後書きでおっしゃっているが、素人目にはリアリティ十分に見える。まめたんの企画過程が細かく、用途に納得がいく。
・悩める理系女子が主人公である所も物珍しくて面白い。


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おわり。
皆様の充実した喜びを願って。

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