空飛ぶタイヤ〜パレートの法則〜

閃き映画で心理学
心理学

今日も一日、頑張ったあなた。

あなたは毎日、頑張っています。

頑張った分だけ、報酬は貰いたいですよね。

「自分は一生懸命働いている。でも、あの人はそんなに頑張っていないのに、頑張って成果を出している自分と同じ給料をもらっている。」そんなことを思ったことはありませんか?

あなたは頑張って成果を出していますが、頑張っていないで成果を出していないあの人。

これは、どこの組織にもみられることです。

このような現象、組織の成果を作っているのは少数であり、残りは成果をそこまで出していない、のことを「パレートの法則」と言います。

 

「パレートの法則」とは?


イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートが発見した法則。経済において、全体の数値の大部分は全体を構成するうちの1部の要素が生み出しているという理論。

 

これは「働きアリの法則」とも言われています。

例えば、アリの社会でも食糧が必要になります。

食料の中での8割は働きアリ全体の中の2割が集めてきます。

残りの8割のアリは何をしているかというと、6割は普通の働きをしていて、2割は何もしていないのです。

 

さて、今回はこの「パレートの法則」を映画のワンシーンでみていきましょう。

 

 

空飛ぶタイヤ


作品

監督 本木克英

主演 長瀬智也、ディーン・フジオカ

 

参考シーン

自動車会社の販売部で働いている沢田は自社の車の気になる点を発見する。

それが見過ごせない重大な問題だ判明し、沢田は行動を起こします。

彼は、自社の車の製作に関する会議を行う品質保証部に直接話を聞きにいきます。

品質保証部は会議中です。

そこで、同僚である室井を室外に連れ出すが、そこで口論になる。

ここで室井が「会社の売り上げを決める高度な話に首を突っ込むな」と沢田に向かって言い放つ。

 

まとめ


この発言が、自分達が会社の売り上げを作っているという気持ちから来ているなら、その気持ちはパレートの法則と似ていると言えます。

自分たちの働きにプライドを持つのは、大事ですが、上から目線の嫌なセリフですね。

組織は、チームプレイです。

誰しもが、売り上げに貢献していると考え、立ち振る舞いをしていきたいものです。

そして、生産しない2割にはならずに、しっかりと生産をしていきたいものです。

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