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上杉鷹山の改革

小説「上杉鷹山」は、文庫で680頁もありますが、
あまりに面白かったので、いっきに読んでしまいました。

全一冊 小説 上杉鷹山
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かつてケネディ米大統領に日本人記者が
「最も尊敬する日本人は誰ですか?」と質問したところ、
「ウエスギ ヨウザン」と答えたそうです。

このとき日本人記者は、上杉鷹山のことを知らなかったという。
このお殿様、あまり知られていませんが、相当すごいです。

上杉鷹山は、わずか17歳で米沢藩の藩主となり
破綻の危機にある藩政を改革し建て直した人物です。

まだ民主主義以前の士農工商の時代に鷹山は、
「藩は年貢を納める領民のためにある」として
現在でいう国民主権の理想を説き、
藩や藩士のためではなく、領民のための改革を行いました。

藩主自らが、率先して勤労と節約に努め、
また因襲にとらわれない人材登用で家臣や領民の信頼を集め
地場産業を興し、教育を領民にも受けられるようにしました。

こうした愛と徳による治世が
大統領に尊敬する人物と言わしめた理由と思われます。

会社は株主のものとして、時価評価額ばかりを気にして
粉飾決算で逮捕された経営者や
官製談合で逮捕された知事や
財政破綻した北海道の自治体職員達に
読んでみてもらいたい作品です。

力による治世を、覇道といい、
徳による治世を、王道といいます。

国も自治体も企業も、王道によって治められることが
望まれますね。

成せばなる
成さねばならぬ何事も、
成らぬは人のなさぬなりけり。 上杉鷹山

小説オススメです。

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